(2017年02月05日 騰訊視頻のニュースより)
中国では「开放式厨房(オープンキッチン)」を採用しているレストランも増えてきており、お客に対し調理過程を見せることで、店員がどのように料理に手を加えているかがはっきりとわかる。
深圳の寇という男性が大年初六(陰暦正月6日)に友人と一緒にとある麺料理屋を訪れた。
だが、その店のスタッフが麺をかき混ぜる際、密かに何かを加えていたのではないかとの疑念の声があがっている。
料理に唾を吐き入れたのだ。
寇さんは怒り、店の責任者に問いただした。
すると、店側が言うには、スタッフはその時、前傾姿勢をとっているが、ただ麺がテーブルの上に落ちたかどうかを確認しているだけ、とのことだ。
先週木曜日の夜6時頃、寇さんは友人と罗湖喜荟城3階の九毛九面館に食事に出向いた。
その店は「开放式厨房」で、お客が調理過程をはっきりと見ることができる。
当時、友人は寇さんの携帯でスタッフが麺をかき混ぜている様子を撮影しており、その後、寇さんはその動画を微信の友人グループにシェアした。
帰宅後、寇さんはある友人のコメントに気づいた。
「気持ち悪い。(スタッフが)痰を吐いてる」
「めっちゃ気持ち悪いんだけど。ツバ焼きそばなの?」
寇さんは驚愕した。
動画を確認すると、店のスタッフは麺をかき混ぜる時、体をやや前に傾け、唾を吐き「加えた」ように見えた。
そしてその料理「干香焖面」こそ寇さんが注文したものだった。
寇さんはすぐにその店に向かい責任者に問い質した。
しかし、店の梁という責任者はスタッフがツバを吐いたことを否定。
スタッフはただ麺がテーブルの上に落ちたかどうかを確認しているだけであり、またその時はお客がすぐ傍に立っていたこともあり、そういう状況でツバを吐き入れるなんてありえないと話した。
梁は当該スタッフがツバを吐かなかったとはいえ、麺をかき混ぜる時にマスクをつけていなかったのは確かに不衛生で、店の規定に違反することは認めた。
調べによると、そのスタッフは李というアルバイトで、店で働きだしてまだ十数日だったという。
事件後、すぐに出勤停止となった。
寇さんが店に賠償を求めたことで、店側は事件を広州の本社に報告し、最終的には本社から寇さんに対して解決案が提示された。
資料によると、事件に関連した九毛九餐饮公司は中国の「山西手工面」ブランドのチェーン店で、「新鮮じゃない食品は売らない。いかなる色素も使わない」ことを売りにしている。
1995年に海南省海口市南航東路の麺料理屋「山西面王」からその歴史が始まり、2002年に広州に最初の支店をオープン。
現在までに中国全土に支店は広がり100店舗以上、前後して海口、広州、北京、深圳、天津、武漢、南京に子会社も設立している。
以下、管理人
確かに最近はオープンキッチンを見かける機会が多くなっているように思います。
ただ見られているという感覚を持っているか微妙な人が中にはいますが…。
0 件のコメント:
コメントを投稿