2017年1月24日火曜日

<中国報道>国家衛生・計画出産委員会「2016年は2000年以来出生数が最多の一年だった」

(2017年01月22日 中国新聞網のニュースより)
 「全面两孩全国的な第二子出産許可」政策が2016年01月01日から正式に実施されている。
中国国家衛生・計画出産委員会の基層指導司司長である楊文庄は22日、北京にて2016年の中国の出生人口は明らかに増加しており、出生した子どもが二人以上の場合が占める割合も大幅に上昇したと発表した。
2000年以来、2016年は出生数が最多の一年だったという。  
当日、国家衛生・計画出産委員会は記者会見を行い、楊文庄は会見の場で上記のように発表した。  

 楊文庄は、2003年から2013年の期間、中国の出生数はずっと1600万を前後していたと指摘。
2014年以来、生育政策がととのうとともに、出生数の増加は顕著となり、とりわけ2016年は1786万を越え、出生した子どもが二人以上の割合は45%を越えた。  
2016年は全面两孩政策が全国的に行われた一年目であり、また单独两孩夫婦のどちらか一方が一人っ子の場合、第二子を出産の許可が得られる政策の三年目でもあり、政策の効果は着実に表れている。

 楊文庄は、国家統計局が1‰のサンプリング調査によって、全国の出生数が1786万であること、出生率が1.7以上に上昇と推定したと述べた。
国家衛生・計画出産委員会の統計データによると、1年間の病院での分娩出産数は1846万人だという。
これについては、「二つの統計結果に差はありますが、出生数の増加傾向と第二子出産の構造は一致していると判断できます。」と述べている。  

 「全国的な两孩政策の実施は、今のところ予測通りに進んでいます。」
楊文庄は、「十三五(2006年~2010年間の5か年計画)」の期間は政策調整の効果が集中して現れる時期であり、中国の総出生率は1.8前後になると予測している。
 「更なる調査にはもう少し時間がかかると思います。」



以下、管理人
割と地方にいるせいか、日本に比べると子どもをよく見かけます。
祖父母とみられる老人がよく世話をしていますね。
基本的にはまだまだ子ども(家族)は多いほうがいいという考え方が根強いので、出生数はまだまだ増えると思います。

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