(2017年02月06日 騰訊視頻のニュースより)
山東省菏沢市曹県にある住宅で先週金曜日、電線の老朽化が原因と思われる火事が発生し、屋内に成人女性一人と子ども二人が閉じ込められた。
通りすがりの30代の男性、趙傳博は状況を理解すると火事現場に救出に飛び込んだ。
しかし、急いてガラスを打ち破ったことで左腕の腱が断裂、救出に成功後、自らは倒れ込んでしまった。
趙は病院に搬送され治療を受け、現在の容態は安定している。
彼が言うには、「片腕一本で三人の命が救えてよかった。」
事件が発生したのは先週金曜日の深夜。
曹県の青菏辦事処の住民、張本広の家で火災が発生し、2階に住む張本広の妻と二人の子どもの生命が危機に瀕した。
出先から急いで戻った張本広はドアを開けて中に飛び込もうとしたが、ドアから中に入った瞬間、崩れ落ちてきたガラスドアで頭を打ち、昏倒。
張本広の妻子が2階から逃げ出せないでいる状況を知った趙は生命の危険を顧みず、躊躇することなく火の海に突き進んでいった。
趙はまず拳でガラスドアを打ち破り、それから救出に向かった。
1階にあった簾を利用しながら、趙は火の海からの救出に成功。
しかし、趙は戻ってくると地面に倒れ、気を失った。
左腕がガラスにより裂けており、出血がひどく、加えて有害な煙による影響もあったのだろう。
趙は結局、駆けつけた救急車によって病院に搬送され治療を受けた。
3時間以上にわたる治療の甲斐があり、趙傳博は危機を脱し、現在は容態も安定している。
趙傳博はインタビューを受けた際、こう語っている。
「片腕一本で三人の命が救えてよかった」
敬服に値する人物である。
以下、管理人
こういう一直線な人が多く感じるのも、この国の特徴でしょうか。
何だかんだありながらも、嫌いになれない理由の一つですね。
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