2017年2月9日木曜日

<台湾報道>息子を誘拐されて22年。広州の母がついに息子と再会。

(2017年 02月08日 騰訊視頻のニュースより)
 内地では児童誘拐売買犯罪がはびこっており、悲しみに暮れる家庭も少なくない。
広州市民の女性、さんはもともと9人家族だったが、息子の锦华が22年前に誘拐され、長い間懸命に探したが見つからなかった。
ところが一カ月前のこと、家族が尋親網失踪家族を探すサイトで息子の情報を発見し、ついに一昨日大年初十陰暦正月十日に再び一家全員が揃うことになった。
夫の張順利と妻は息子を目にした途端、声にならないほど泣き、息子をきつく抱きしめた。

 1995年10月13日、2歳半の锦华と4歲の姉の学敏が外で遊んでいたとき、突然知らない男性に連れていかれ、学敏はそれを阻止しようとしたが果たせず、家族に助けを求めるしかなかった。
ここから、張一家の長い子ども探しが始まった。
順德河源、遠くは広西省にまで赴いたが、ずっと锦华の消息は得られなかった。
家族は「情報通」に金を騙し取られることもあったという。

 2009年になり、家族は尋親網站宝贝回家があることを知り、そのサイト上に息子の情報と公安局に登記したDNA資料を載せた。
運が良かったのは、遠く陆丰にいた锦华が初めてユーザー登録の手続きをする際にもDNA資料を登記していたことだ。
宝贝回家」のボランティアは、二つのDNAデータが合致することを発見。
すぐ锦华に連絡し、双方が一昨日対面するように手配したのである。

 自分がどのように誘拐されたのか、锦华はすでに覚えておらず、記憶にあるのは自分の名前がこれまで許暉であったこと、陆丰のある農家に暮らしていること、家には高齢の父母と姉がいること、生活条件はよいことなどである。
锦华が言うには、養父母は彼に対し視如己出本当の子どものように接するしてくれ、彼が10歳になると、養母が彼の来歴について語ってくれたという。



以下、管理人
近隣住民がみんなして祝ってくれるのがいいですね。
養母もちゃんと話してくれたのは、やはり罪悪感があったからでしょうか。
それにしても児童誘拐は昔っからありますよね。
確か、日本と清国の間で結んだ最初の条約もこれに関することだったような。

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